水道屋が自分のために作ったアプリの話

SuidouWorks

この記事は、SuidouWorks(スイドーワークス)というアプリシリーズについての記事です。

水道工事の仕事をしながら、自分が困っていることを解決するためにアプリを作り始めた一人の水道屋の話を書きます。同じような仕事をしている方に届けばいいと思っています。


スマホをLINEと電話にしか使っていなかった

水道屋の仕事でスマホを使うといえば、電話とLINEがほとんどでした。

現場への道案内はもちろん使いますが、「仕事の道具」として使えていたかというと、そうでもなかった。スマホはポケットに入っているのに、仕事の場面ではほとんど役に立っていませんでした。

3年ほど前から、営業の仕事も兼任するようになりました。お客様に書類を作って渡すことが増えてきた。でも、私は字が汚い。手書きで見積書を書いても、自分で情けなくなるくらいの字が並ぶ。

「世間ではDXとか言ってるけど」と思いながら、会社では書類は事務員がパソコンで作るもので、現場の自分には関係のない話でした。

どうにかできないかと考えているうちに、スマホで動くアプリ(PWA)なら自分で作れるかもしれないと知りました。プログラムの知識はほとんどない。でも、AIに「中学生にもわかるように話して」と頼みながら少しずつ進めたら、本当にできてしまいました。


「専用工具」という考え方

水道の仕事をしている人間には、専用工具という概念が染み付いています。

多機能な道具は最初は面白がって使ってみるけれど、専用工具の方が使いやすい。必要だから専用工具が存在するんです。

アプリも同じだと思っています。

世の中には機能がたくさん詰まった業務ソフトがいくつもあります。見積書も作れて、請求書も作れて、案件管理も顧客管理もできる。でも、私が仕事中に現場でパッと取り出して使いたいのは、そういう「全部入り」ではありませんでした。

見積書をその場で作って渡したい。
現場の作業内容を記録しておきたい。
コンクリートやアスファルトの計算をサッとしたい。

その目的に特化した道具を、自分の手の感覚に合わせて作りたかった。それがSuidouWorksを作るきっかけです。


月額制への素朴な疑問

もう一つ、気になっていたことがあります。

業務用のSaaSは月額制が当たり前になっています。確かに便利なのはわかる。でも、必要な機能が揃っていて、ちゃんと使えているのに、毎月お金を払い続けるのはどうなんだろう?と感じていました。

自分のお金で毎月1万円前後を払い続ける。それがずっと続く。自分でそれはできないと思ったし、同じように感じている人もいるんじゃないかと思いました。

SuidouWorksは買い切りです。一度購入したら、それ以上かかりません。必要な機能は全部入っている。毎年のアップデートがなくても、今使えている機能で十分だと思っています。

無料版もあります。制限はありますが、基本的な機能は無料で試せます。


SuidouWorksシリーズとは

SuidouWorksは、水道工事の仕事に特化したアプリのシリーズです。

現在リリースしているアプリは以下のとおりです。

見積書・書類系

  • 水道屋の見積帳 — スマホで見積書・請求書を作って、現場で印刷して渡せる
  • 水道屋の価格管理帳 — PCやタブレットで価格表と見積書を管理する
  • 水道屋の価格帳票Pro — 見積書データをExcel帳票に出力できる(モバイル・デスクトップ)

現場作業系

  • 水道屋の現場作業帳 — 現場の作業記録をスマホで残す
  • 水道屋の作業台帳 — デスクトップで案件・作業の管理をする

近日公開予定

  • 水道屋の作業帳票Pro — 写真入りの作業報告書をExcel帳票で出力(モバイル・デスクトップ)

全部入りのシステムではありません。自分が使う機能だけを選んで使えるように、用途別に分けています。

使い始めてから変わったことがあります。見積書が綺麗に作れるようになってから、お客様への提案がその場でできる。商談のテンポが全然違う。「またよろしくお願いします」と言われることが増えました。


作っている途中から、同じような思いをしている人がいると確信していました。自分が感じていたなら、自分と同じような立場の人も感じているはずだから。

水道屋が自分のために作ったアプリです。同じ仕事をしている誰かの役に立てばと思っています。

無料版があります。まず試してみてください。

SuidouWorks シリーズ一覧 →